無道路地の土地評価

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土地の評価について

無道路地について

無道路地とは、公路に全く接していない土地である。建築基準法では例外を除き建物の敷地は建築基準法上の道路に2m以上接する必要があります。無道路地は現状のままでは建物の建築ができないため、その価値は大きく劣ることとなります。少なくとも5割程度は価値が劣ると考えるのが一般的です。

無道路であっても、道路との距離によって大きく価値が左右されます。道路との距離が僅か1mの場合と道路までの距離が30mの場合では、道路に接面する用地取得の可能性が大きく異なるからです。

理論的に無道路地の価格を評価するのは難しいのですが、最低限必要とされる用地を取得する場合を想定し、無道路地と当該用地全体の価格を評価し、これから想定される用地取得費用を控除した額に、想定される用地取得に要する期間を考慮した複利現価率を乗じ、更に不確実性に伴う一定割合を乗じて求める方法もあります。