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最近のマンションの玄関の床は大理石が用いられていることが多いですね。
マーブル模様の色違いについて気にされる方も多いですが、
微妙な風合いの違いは自然石を採用している証拠だから、
あまり気にしないで風合いを楽しむ感覚も必要ですね。
玄関の下駄箱の下は必ずチェックしましょうね。
下駄箱の下は、施工する時に一番目の行き届かない場所。
クロスの施工が雑だったり、床(石)の目地処理が雑であったり、汚れていたり、
総じて雑になりがちです。
【玄関ドア】
扉の閉まる速度の確認をして違和感があるようでしたら調整を依頼しましょう。
扉の閉まる速度は2段階調整が望ましいです。初めは早く、終速は緩やかに、
子供さんが手を挟まないように考えてあげましょう。
調整は割と簡単に修正してくれます。
【ポーチの扉】
特に扉のガタツキについては手で開け閉めして
確認してください。
ガタガタするようでしたら手直しをして貰いましょう。
【エアコン室外機の排水】
エアコンの室外機からでる水の排水経路が
キチントしてあるか。
現場で確認して下さいね。 |
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【タイル目地】
タイルが平らに貼られているか、タイル目地も綺麗に充てんされているかを確認してください。
目地が切れて空洞になっていることもあります。
歪みが大きいと判断したら販売会社の人に確認してください。
【シーリング】
シーリングっていうのは隙間の充てん材(壁とキッチンセットの防水目的)のことです。
これが雑になっていることが多いので、この場合には手直しを
販売会社にお願いしてください。
【吊り戸棚・引き出し】
吊り戸棚の場合、取り付け不良が時々あります。
具体的には扉が下がって取り付けられて扉同士の隙間が上下で違って見える。
また、扉同士のレベルの乱れ、そしてガタツキ等々です。
この場合、販売会社にお願いして扉の調整をお願いしてください。
【ハンドシャワーの不具合】
ハンドシャワーは便利ですが、ホースが元に戻りにくい場合もあるので、
何回か出し入れをしてみてください。
●●●豆知識●●●
[ディスポーザー]
最近、ディスポーザーが標準についているマンションが多くなっています。
ディスポーザーは簡単に言えば生ゴミ粉砕器です。
けれど、万能ではないのですね。
硬い骨なんかは捨てられないのは何となく分かるけれど、
玉葱の皮や卵の薄皮なんかは流せない機種もあるようですね。
[右利きと左利き]
キッチンセットに右利きと左利きがあるのを知ってますか?
向って左から、流し⇒調理台⇒コンロと配列してあれば右利き用。
作業効率を考えてください。この配列の方が作業しやすいでしょ。左利き用はこの逆。
だから、契約する前にキッチンセットの配列を
パンフレットで確かめてみては如何ですか。
[キッチンのカウンタートップ]
通常のマンションのキッチンセットのカウンタートップは
人造大理石が使われています。
けれど、もしメンテナンスを考えるならば、
ステンレスの方がベターですよ。
[IHヒーター]
使用できない鍋があることを知っていますか?
アルミ系のものは現在のところ使えません。
だいぶ改良を重ねているから、
あなたがこのコラムを見るときは
そんなことは無いかもしれませんが、一応。 |
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【カーテンレール】
よく見ると曲がっているケースが多いですよ。
カーテンレールは施工過程で、多くの場合、最後に設置するのですが、
慌てて仕上げた現場はミスが多いようです。
【ピクチャーレール】
ピクチャーレールは絵画をかけるレールですが、
最近のマンションでは初めから付けているケースが大変多いです。
これも取り付け端部処理が雑になっていることが多いです。
あと、吊り荷重の表示が無い場合が多いので、
販売会社さんにこの点を確かめてください。
【サッシの開閉】
サッシの開閉については、サッシの種類によって開閉速度、重さが大きく異なります。
だから、販売会社の人にこの状態が正常なのかどうか、質問してください。
多少は修正できるので、感覚的におかしいと感じられたら修正のお願いをしてくださいね。
販売会社が正常ですと答えたなら、あなたがもう一度サッシを開けてみて、
その重さ、開閉スピードを感覚的に覚えることです。正常な時の開閉感覚を覚えておく。
実際にお住まいになってから時間が経った時で
不具合が生じたか否かの判断材料になります。
【クロス】
クロスについては、継ぎ手の目立つ隙間は、やり直すように販売会社に伝えてください。
クロスの模様によってはジョイントが目立つもの、目立たないものがあります。
時間が経てば隙間はより広がる可能性が大きいです。
特に水廻りのキッチン、洗面所等のクロスはよく確認してください。
【床の傷】
傷についての許容範囲は個人差がありますね。
四つん這いになって探して、漸く判別できるような傷は容認すべきかも知れません。
限られた時間を有効に利用するためには、もっと重要なことに集中すべきでしょう。
【床の傾き】
床の傾きについては、判断が難しいところですね。
株式会社横浜不動産鑑定ではデジタル表示される機械で測定します。
一般には3/1,000の傾きまでは許容するというのが一つのルールですから、
それを超える場合には、何かしら不具合があるのではないかと検討をつけるわけです。
フローリングの床の傾きがあったとしても、直ちに構造躯体に問題があるわけではありません。
多くの場合がフローリングの施工上の問題が多いです。
あなたはこういう器具はお持ちではないでしょうから、
小さな水準器をホームセンターで購入して下さい。これを床に置いてみて、
水溶液の気泡が大きく左右に振れるようであれば、その床は傾いています。
但し、精度は劣るので、いろいろな箇所で確かめてください。
傾きに一定の法則性がある場合や、極端に大きく振れる箇所があれば
販売会社の人に再確認してもらって下さい。
【床鳴り】
フローリングは一枚一枚貼られているものではありません。
通常、幅30cm×180cmくらいの大きさが一つのユニットになっていて、
これを貼り合わせているのです。
だから、歩くときにユニットが異なる部分を踏めば、沈む部分とそうでない部分があるから、
極端な場合、擦れて床鳴りがすることがあるのです。
今のマンションのフローリング施工では、
下貼りをしてからフローリングを貼るので
極端な床鳴りは一般的に少ないと思います。
最近では、フローリングに液体ワックスを使用します。
この液体ワックスがフローリングの継ぎ目に入り込み
弱い接着剤の役目をし固まり、
人間が乗ることによって、
フローリングが僅かに沈み込んだ時、
剥がれて意外と大きな音をさせる場合があります。
これは一回きりの現象なので安心して下さいね。
【フローリングの色】
フローリングの色は本物の木材を使用しているからこそ、
色合い等が異なる場合もあるので、
あまり神経質に考える必要はないと思います。 |
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【襖(ふすま)】
襖が反っている場合が多く見られます。襖同士が擦れ合ったり、枠と擦れあったりする場合は
販売会社に反りが大きい旨を伝えましょう。
また、閉めたときに襖と枠に隙間が目立つようですと、建具の調整をしてもらいましょう。
【鴨居(かもい)と敷居の傷】
和室の枠は素地(白木)ですので、鴨居(上枠)、敷居にササクレ、キズが割合目立ちます。
傷が大きければ補修を依頼しましょう。
【畳表の傷と色ムラ】
畳は今では殆どが工場出荷ですから、
初めから傷があるわけではありません。
工具を置いたり、何かを引きずって
傷が付く場合が多いです。
キズ、色ムラが目立つようであれば
販売会社に交換を求めてください。
【付け長押(つけなげし)】
付け長押とは、床上1.8m程度の高さに取り付けた
横長の板です。
多くの家庭ではハンガーなどを掛けて
多目的に日常使用していることが多いです。
これが、曲がっていることが見られます。
大きくまがっているようでしたら、
付け替えを要望してください。 |
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【ユニットバス】
ユニットバスは概ねFRP(強化プラスチック)及び化粧パネルで加工された工場出荷品ですから、
水漏れ等はあまり心配しないで宜しいかと思います。
けれど、念のため、内覧会が始まって一番最初にすることは、
浴槽に水を溜め、そこにテープを貼って水位を確認しておき、
内覧会終了時に水の水位が下がっていないかどうかを確認してください。
もし、水位が下がっているようであれば、販売会社に手直しをお願いしてください。
浴槽に擦り傷(サンドペーパーで擦ったような)がついている場合があります。また、
壁パネルのキズも見られます。これはユニットバスの設置時やその後の不注意により
キズが付いてしまったものと考えられます。この場合も販売会社に確かめてください。
排水が正常にできるかどうかの確認も忘れないでください。
シャワーヘッドを排水口に持ってきて水が勢い良く流れるかどうかを確認してください。
流れが弱い場合には排水口にゴミが溜まっていませんか。
【戸棚・三面鏡】
特に取り付け不良が多くみられる箇所です。ガタツキが無いかどうか確認してください。
鏡のキズ(特に角の部分)があることも。
【床】
床はいわゆるクッションフロアー(塩化ビニル)が多いです。これは水に強い素材です。
この場合、隅部について壁との取り合いが適切であるかどうか、
寸法不足はないか、隙間ができていないかを確認してください。
意外と隙間が生じている場合が多いです。
また、巾木の剥がれ、クッションフロアーの剥がれ、浮き、欠損がないかどうかも
確認してください。
【引き戸の内掛け鍵】
洗面所に引き戸を採用しているところは多いですが、
この鍵が正常に作動するかどうかを確認してください。意外と見落とす部分です。
鍵がかかりにくい場合等は販売会社に
調整をお願いして下さい。
●●●豆知識●●●
浴室の扉は多くの場合、
非常時にドアーが取り外せる装置がついています。
ドア自体が外せるので緊急時に使いましょう。
浴室のドアは必ず内開きです。
緊急時(浴室内で人が倒れた場合)ドアは開きません。
このような時に使用しましょう。
内覧会時に試してみたいのですが、
外した扉を元に戻すのは大変なので、
そのような装置が付いているかどうか、
その使用方法等について販売会社の人に
説明を受けて下さい。 |
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表示付内掛鍵の作動の不具合、吊戸棚の取り付け不良、照明器具の取り付け不良
(ダウンライトと天井の隙間)が見られます。
便器の取り付け不良は滅多にありませんが、
重要な箇所ですから、
手で押さえて前後左右に動かして
取り付けが確りしているかどうかを確認してください。
床については洗面所と同じく
クッションフロアーが採用されていますので、
クッションフロアーの剥がれ、浮き、欠損、
寸法不足を確認してください。
内覧会の確認では、トイレは見落としがちなので、
限られた時間ですが、確りと確認しましょう。 |
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バルコニーは専有部分ではありません。共用部分なので、マンションの廊下や階段、
エントランスと同じという認識を持ってください。
内覧会では、物干し金具のチェック(作動状況)、
水勾配が適切かどうか、
スロップシンク(掃除用の流し)については
実際に水を流してみて、
勢い良く流れるかどうかの確認をしてください。
●●●豆知識●●●
[避難ハッチ]
バルコニーに避難ハッチが
設置されているところも多いですが、
内覧会時にこれを開けてはいけません。開けると同時に
避難梯子が階下に落下します。とても危険です。だから、
内覧会においては、その使用方法等について
販売会社の方に確認してください。 |
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【建具の建付け不良】
戸を閉めてみて、枠との隙間を確認してください。
上の方の隙間と下の方の隙間がかなり異なることがあります。
また、上の方は隙間が無く、下の方は隙間が生じているなど様々ですが、
この場合、販売会社に補正を要求してください。
【鍵の作動】
鍵の作動不良については、散見されますので、鍵は必ずかかるかどうかを確認してください。
【サッシ】
サッシの開閉時の異音とクレセント(鍵)の不具合。
異音がすれば、どこかの部材と擦れているということですから、
これも販売会社に確認を求めましょう。
また、網戸については破れていないかの確認をしてください。
結構、破れていることは多いですから。
【ビスの締め忘れ】
ビス締めは人の手を介していますから、適切に止めてあるか否かを確認してください。
特にアルミサッシ、木製建具等の取り付けに関連して、
ビス忘れ又は締め忘れ等が散見されます。
【クロス】
クロスの汚れ、膨れ、凹み、浮き、継ぎ手の処理、角の処理、皺など、全体的に見てください。
クロスは、同じ製品であっても、製造日等が異なることによって、
微妙にトーンが異なることがありますので、継ぎ目部分の左右のクロスのトーンの
違いも確認してください。
【ホルムアルデヒド】
一定の基準値があります。横浜不動産鑑定ではガス検知機を使用してデジタル表示します。
今のマンションではホルムアルデヒド対策をしているため、
基準値を超えることはあまりありません。個人差がありますので、
お住まいになってから暫くは換気に努められることをお勧めします。
24時間換気システムは現在、義務付けられています。
スイッチは切らないでください。電気代はあまりかかりませんから。
マンションは気密性が普通の住宅に比べて高いです。
全ての部屋、吸気口を閉じ、台所のレンジフードを強にしてみてください。
室内の気圧が低下するため、どこかのドア、窓を開けようとしてもなかなか開きません。
実験して見てください。だから、外気を取り入れる24時間システムを
利用する必要性もあるのです。
【棚板の傷、設置不良】
棚板については、ただ置くだけで設置おしまいですが、簡単だからか、
その棚板の傷、設置不良が多く見られます。
【設計変更した箇所】
契約時にオプションで追加、変更した箇所については、
それが適切に施工されているかどうかの確認をしたいです。
営業さんにお話したことが、全て施工現場に伝わっていない場合があります。
ついつい詳細についての連絡ミスがあったり、人のやることですから、
100%ということはありませんので、必ず確認してください。
【ドアとドアのバッティング】
例えば、クローゼットの扉と出入り口のドアとのぶつかり。
洗面所の引き出しとドア。
ローカの物入れ扉とトイレのドアなど。
これらは意外と危険です。けれど、それを指摘しても
対応してくれる会社は殆どありません。
設計図どおりに施工したのですから、もっともな意見です。
子供がいたりして、非常に危険だと思うなら、
少なくともアームストッパーを付けてもらえないかの
交渉だけは出来るのではないでしょうか。有償で。
従って、契約する前に、ドアの開き方等については
検討して変更してもらうようにするべきかもしれませんね。 |
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